交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

ボクシング元世界王者徳山昌守さんと会食

友人である小島英次さん(彼も元東洋王者なんです。)が経営する

広島電鉄・楽々園駅にある居酒屋のろしで、

 

元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守さん

 

と、先日引退された板垣幸司さんと共に会食させていただく機会がありました。

 

※一番右が徳山昌守さん

 

徳山さんは2000年に世界王者になり、2006年に引退されるまで世界王者を

8度防衛、2度世界王者になるという記録をもっておられながら、北朝鮮籍である

こと及び世界王者在位中に日本と北朝鮮との間で拉致問題が激化したことから

本人とは関係なく世論からいわれなき批判にさらされた選手でした。

 

 

徳山さんが世界王者時代、私は司法浪人時代でしたが、批判にさらされながら、レベルの高い

挑戦者を次々と退け、厳しい世論にも笑顔で対応する姿に、個人と国家の関係やスポーツと国家

の関係について考えさせられました。

 

徳山さん自身は、現役時代の敵地防衛での苦労話を楽しくお話しされていました。

 

学生時代にテレビ越しに見ていた名王者を眼前にお話を聞けて感動。

 

徳山さん、ありがとうございました!!

 

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映画「主戦場」を鑑賞して〜これでいいのか右派言論〜

今、日系アメリカ人のミキ・デザキさんが監督をされている

 

映画「主戦場」

 

が色々話題になっています。

 

 

私も先日、直接劇場に足を運んで鑑賞してきました。

 

この映画は第二次世界大戦中の従軍慰安婦に、日本軍の関与があったかという論点や

その「強制性」という論点について、否定派ある右派の方、肯定派である左派の方から

それぞれ話を聞いて、それぞれの論点について監督なりの結論を出していきます。

 

ただし、映画の流れを見ると、監督は監督なりの結論を頭におきつつインタビューをして

いるように見え、この映画は「検証」という側面よりも監督の「主張」を描いている側面

が強いと思います。

 

そしてこの映画のインタビューを受けた右派の方は、この映画の差し止めを求めています。

 

慰安婦映画『主戦場』リアルバトル 「騙された」VS「合意を果たした」(Newswseek日本版

 

インタビューを受けた右派の方は、結果として自分たちの意図しない形で映画に映像が使用された

ことに異議を唱えています。

 

この映画を見て、監督は一定の意図・結論を頭に描きながら右派の方にインタビューをしていると

感じますし、意図・結論を心に秘したままインタビューが行われたのであれば、「騙された!」と

思うことは自然だと感じます。

 

しかしそれはそれとしても、この映画を見ると、現在の右派で表立って活躍されている方

達が口汚いこと口汚いこと(一部出来る限り言葉を選んでいるなと感じる方もいましたが)。特に

杉田水脈議員は国会議員という立場にあることもありますがあまりに的外れで、差別的で酷い発言

を連発します。

 

「従軍慰安婦問題」というただでさえ、国と国だけでなく当事者にとって非常に繊細な話を、

「こんな表現で主張していいわけないでしょ!?」と感じざるを得ません。

 

私が見ていた劇場では、右派の方の的外れで、時にはっきりとした差別的発言が出る度に、

ある種のどよめきや溜息が漏れていました。

 

現在の右派言論人のむき出しの発言を見れるという意味でも、この映画は政治的に無関心な層も

是非見ていただきたいと思います。

 

本当の右派言論人は、この映画に出演され酷い発言を連発する方達を批判しないのでしょうか?

少なくとも私が学生時代に見た右派言論人は、こんなに口汚い言論を許していなかったと思います。

右派内でこういった恥ずかしい言論が自浄出来るのか、私は注視していきたいです。

これが現在の右派言論をリードする人達であることは、立場を超えて本当に悲しい。

 

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是枝裕和「万引き家族」を鑑賞して

先日、カンヌ映画祭で最高賞を受賞した

 

是枝裕和監督作品「万引き家族」

 

を鑑賞してきました。

 

 

 

 

 

本来は家族ではない人間同士が、それぞれの理由から

一つの家族として同居し、その中で食料品などを万引きなど法を

犯してでも生きていく様を物語にしています。

 

血はつながっていないとは言え、見方によっては時には本当の家族

以上の絆の中でつながっていく人間模様が深く描かれていました。

 

私も刑事事件などで、経済的困窮から食料品を万引きされた方等々、

映画の家族と同様に問題に直面しながら犯罪を犯してしまった人の

弁護などをさせていただいております。

 

その様な方が出廷する刑事裁判の中で、弁護士、検察官、裁判官が被告人に

投げかける言葉は、正直陳腐です。場合によっては被告人の人生に本当の

意味では何らの足しにならない言葉が飛び交うことが法廷ではあります

(自戒も込めて)。

 

是枝監督の映像表現は、法曹関係者も学ぶべきものがたくさんあると

感じました。是枝監督は真剣に弱者に向き合っているし、弱者に優しい。

 

色々考えさせられました。

 

 

 

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東京電力の元会長らの刑事裁判 「争点」と「重要事実」は何か?

昨日、東京電力株式会社(現東京電力ホールディングス)の

元会長らの刑事裁判が始まりました。

 

「全員無罪主張」と報じられています。

 

「想定外では済まされない」県民の声

原発事故初公判(福島民報社

 

原発事故初公判 東電元会長ら3人、無罪主張

「予見は不可能」東京地裁(産経新聞

 

既に、報じられている様に、この刑事裁判でも大きな争点の一つは、

 

「福島第一原発の敷地高を超える大津波が来ることを元役員らが予見できたのか否か」

 

ということで、現在全国各地で行われている集団訴訟(民事)と共通しています。

 

現時点で政府・政府の両事故調査委員会の調査結果で分かっていることは、

 

平成20年6月頃には

 

東京電力内部で、文部科学省が設置した

 

地震調査推進本部が平成14年に発表した「長期評価」

という地震予測

 

に基づいて、

 

福島第一原発の敷地に最大15.7mの大津波が襲来

 

することを計算し、当時の幹部に伝えられていた。

 

ということです。

 

東京電力は上記「長期評価は当時、考慮に値しない、信用性のない地震予測である」

 

と全国各地の民事裁判で主張しています。

 

しかし、検察審査会を構成する市民の方が、

 

平成20年3月20日に実施された東京電力の「地震対応打合せ」にて、耐震バックチェック

の中間報告書の提出に伴うプレスリリースに関して策定された

 

「想定問答集」

 

の中に

 

耐震バックチェックの最終報告書で

「長期評価」を考慮する

 

と記載され内部的にこれが了承されたことを見つけています。

 

※政府・国の両事故調査委員会や検察庁が気づかなかったこの想定問答集の記載を

 一般市民が見つけたということは、本当に凄いことだと思います。

 

つまり、東電は大津波の計算の根拠となる「長期評価」を信用に足る地震予測と考えていたこと

がわかります。

 

これでも、大津波が来ることを予測できないと言えるのか…

 

この刑事裁判で、仮に元役員が無罪となるのであれば、地震予測や津波の予測について

 

完璧な予測方法など現時点でも確立されていませんから、原発事故が起こっても刑事上の責任は

 

誰も負わなくてもいいということになりかねません。

 

今後の刑事裁判には注目しています。

 

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「復興ストレス〜失われゆく被災の言葉〜」の紹介

 

昨日、福島市在住の科学ライターである伊藤浩志さんの

 

復興ストレス〜失われゆく被災の言葉〜

 

という本を拝読いたしました。

 

この本には「福島第一原発事故で被災した方の不安が何故消えないのか」

という命題を

\己学的合理性、脳神経科学、2奮悒螢好評価の限界

 

という複数の視点から見ています。

 

視点の根底には、「放射線被ばくをめぐる不確実性」があり、

これまで私が原発被災者を見て感じてきたことのすべてがこの本にありました。

 

「科学はそもそも中立ではない」

「科学者のリスク認知もバイアス(一定の方向を持った偏り)がかかっている」

 

という視点を書かれていることに関しては、

 

福島第一原発事故で健康被害なんて絶対に出ないよ!と言っている専門家の方

福島第一原発事故で健康被害は絶対に出る!と言っている専門家の方

 

両方に読んでいただきたいと思います。

 

そして、この本を読めば、国や電力会社が

「正しい放射線の知識を持てば、不安はなくなる」

「不安を覚えている人は非科学的な人間であり、不合理である」

とすることがいかに乱暴な議論なのかが分かります。

 

福島在住でこのような本を書かれている方がいることを知り、非常に感銘を受けました。

 

 

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