交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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「もらい事故」でも賠償義務を負う? 福井地裁の判決から

本日、気になる記事を見つけました。

「もらい事故」でも賠償義務負う 福井地裁判決、無過失の証明ない

この記事によると、本件事故は
。舛気鵑Bさんの運転する車の助手席に座っていた
■造気鵑居眠り運転をして、車をセンターラインを飛び出して、対向車を走っていたCさんの車に衝突
事故によって、Aさんが死亡
という事故のようです。

この裁判は死亡したAさんの遺族が、対向車線を走っていたCさんを相手にして損害賠償請求をした事案
となります。

記事から判決を噛み砕いていうと、

本件事故について、
Cさんに過失が有るのか無いのか分からないので、
Cさんに責任を負わせます。

というものです。


「ん!?」と思われた方も少なからずおられるのではないでしょうか?

実は、交通事故のうち、人身事故は、事故の加害者側が、
「自分自身に過失がないこと」を立証しない限り、原則、被害者に損害賠償責任を
負うという法律があるのです。
この法律に基づいて、本判決は出ています。

ただし、通常センターオーバーによる事故は、センターオーバー車の反対車線を走っていた
車の過失は0割となるのが原則です。
ですので、なんでこのような結論になったのかは、判決文を詳細に読んでみないと分かりません。

仮に、記事に書いてある限りでの判決ならば、記事記載の事故態様の事故のCさんの過失は
0割ではないかと思われるので、この判決は高裁でひっくり返る可能性が十分にあると思います。

かなり驚きの判決でした。


 
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