交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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模擬裁判員裁判への参加

9月27日に広島弁護士会の新会館落成記念イベントで、

模擬裁判員裁判

が行われました。





これは、架空のコンビニエンスストアで起きた強盗致傷事件を題材に、現役の裁判官、
検事、弁護士が参加し、裁判員役の方は、一般の方をお招きして、実際の裁判員裁判
を行うというイベントでした。

NHKなどのニュースでも放送されました。
NHKニュース:模擬裁判を市民が体験
NNNニュース:裁判員制度を知ろう!広島市内で模擬裁判

今回、私も弁護人役で参加させていただきました。

このイベントの特徴は、


現役裁判官と裁判員役の一般の方との評議が見れる

ということです。

被告人に対してどのような判決を下すかを話し合う「評議」は非公開です。
いったいどんな話し合いが行われるのか?この模擬裁判ではその評議がみれるんです。

弁護人は裁判員の皆さんに、こちらの言い分を分かってもらうためにあの手この手を尽く
していますが、本当に、自分たちの言い分は伝わっているかどうかが良く分かりました。

いままでの刑事裁判は、書面で証拠を出して、後日裁判官がその書面を見返す、という
プロセスを経て判決が出ていました。

しかし、裁判員裁判は、裁判の瞬間に裁判員の方にこちらの言い分を伝えないと、それで
終わりです。

裁判員裁判は、弁護士にとって
コミュニケーション能力が問われます。
法廷でのコミュニケーション能力は誰も教えてくれないので、皆手探りです。

そういった中で、この模擬裁判は、裁判員役の方だけでなく、弁護人役の私にとっても
非常に貴重な経験でした。

このイベントに参加していただいた方に感謝いたします。








 
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