交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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クレプトマニアという障害

先週金曜日、広島弁護士会館にて、神奈川県弁護士会所属の林大吾弁護士による

 

「クレプトマニアの弁護について」という勉強会に出席してきました。

 

「クレプトマニア」とは物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される精神障害で

男性患者に比べ、明らかに女性患者が多いのが特徴です。

 

クレプトマニアに罹患されている方は、盗むのが悪い行為、違法行為ということは十分に認識

出来ているにもかかわらず、物を盗もうという衝動を制御できなくなるという特徴があり、

摂食障害になられている方が罹患している率が高いという特徴もあります。

 

これまで私が弁護してきた方の中には、それまで窃盗という違法行為とは無縁に生きてきたにもかかわらず、

あることがきっかけで摂食障害になり、それとほぼ同時にクレプトマニアの症状である盗癖が顕著にでてしまい

家庭が崩壊に向かって行ってしまう方がいました。

どれだけ家族が諭しても、家族に小さな子供がいても、スーパーに言って買い物をしていると突然窃盗の衝動に

襲われ、万引きを繰り返してしまうということで、本人も、家族もみな苦しんでおりました。

 

残念ながら、警察も検察もクレプトマニアという病に対する理解は不十分で、単なる万引き常習犯と同様に

取り扱っているように思います。

 

通常の精神科では十分な治療を行っていないのが現状ですが、

群馬県にある赤城高原ホスピタルという病院で、専門的な治療が受けられるようです。

 

まだあまり社会になじみのない病気ですので、もっと周知されることを望んでいます。

 

 

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