交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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「復興ストレス〜失われゆく被災の言葉〜」の紹介

 

昨日、福島市在住の科学ライターである伊藤浩志さんの

 

復興ストレス〜失われゆく被災の言葉〜

 

という本を拝読いたしました。

 

この本には「福島第一原発事故で被災した方の不安が何故消えないのか」

という命題を

\己学的合理性、脳神経科学、2奮悒螢好評価の限界

 

という複数の視点から見ています。

 

視点の根底には、「放射線被ばくをめぐる不確実性」があり、

これまで私が原発被災者を見て感じてきたことのすべてがこの本にありました。

 

「科学はそもそも中立ではない」

「科学者のリスク認知もバイアス(一定の方向を持った偏り)がかかっている」

 

という視点を書かれていることに関しては、

 

福島第一原発事故で健康被害なんて絶対に出ないよ!と言っている専門家の方

福島第一原発事故で健康被害は絶対に出る!と言っている専門家の方

 

両方に読んでいただきたいと思います。

 

そして、この本を読めば、国や電力会社が

「正しい放射線の知識を持てば、不安はなくなる」

「不安を覚えている人は非科学的な人間であり、不合理である」

とすることがいかに乱暴な議論なのかが分かります。

 

福島在住でこのような本を書かれている方がいることを知り、非常に感銘を受けました。

 

 

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