交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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落とし物に関する法律〜外国人サッカー選手のニュースから〜

昨日のニュースです。

 

財布、戻った信じられない

J1磐田・ムサエフ選手が善意に感動(静岡新聞

 

同様のニュースは過去に何度も見た方も多いのではないでしょうか。

 

こういうニュースを見ると落とし物を盗まずにそのまま警察に届ける市民が、

他国に比べて日本は多いように思います。

 

日本人のモラルの高さというか、文化のような気がします。

 

そして、みなさんは

 

「落とし物を警察に届けると1割程度のお礼が

落とし主からもらえるよ!」

 

ということを聞いたことがありませんか?

 

私も子供のころから知っている話でしたが、法律の勉強をするまで、てっきり

「お礼」は道義的な基準と思っていました。

 

しかし、なんとこれは法律で定めれらているのです。

 

遺失物法28条では「報労金」という定めがあり、

「物件の返還を受ける遺失者は当該価格の100分の5以上、100分の20以下

に相当する額の報奨金を拾得者に支払わなければならない

 

としています。

 

つまり、日本の法律では

 

拾ってくれた人へのお礼は法律上の義務であり

 

最低落としたものの5%程度のお礼はしなければならない

のが原則なのです。

 

ただ、この法律があるから日本人は警察に落とし物を届ける人が多いというものでは

ないとも思います。あまり知識として知らない方も多いはずですから。

 

私も昨年、プライベートでバックを落としてしまい、どなたかが広島中央警察署に

バックを届けてくれました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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