交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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ニプロのペインビジョン

昨日、医療機器を製造販売しているニプロの営業の大倉様、尾崎様に当事務所

来所いただき、同社の

 

ペインビジョン

 

という製品のデモンストレーションを見せていただきました。

 

こんな機械です。とても小さい。

 

 

この機械は、これまで数値化することが困難であった、「痛み」を数値化する

ことを目的とした機械で、交通事故の後遺障害などの等級認定を受ける際に

痛みの程度が問題となることがあるため、個人的に関心のあった機械でした。

 

検査は非常に簡単で、

 

被験者は、腕に「EL−BAND」と呼ばれる電極を付けます。

 

こんな感じです。

 

電気刺激は低周波治療器の様な電気刺激で、激痛はありません。

 

検査は2ステップで終わりです。

 

‥杜知覚閾値測定

 被験者の刺激に対する敏感さや反応を調べる検査で、電極部分

 に刺激を感じた瞬間に右手に持っているボタンを押します。

 

痛みの測定

 今回私は手に洗濯バサミを挟んだ状態で測定を行いました。

 ニプロの方の説明では、「体の一番強い刺激を受けている部分の

 痛みしか意識できない」という脳の特性を利用する測定で

 洗濯ばさみの痛みを感じなくなる程度の電極の刺激を感じたら

 右手のボタンを押す、というシンプルな試験でした。

 

 確かに、デモンストレーションを受けた実感としては、電極の刺激が

 一定の強さになると、手を挟んでいる洗濯ばさみの痛みは感じなくなり

 ました。

 

ネット上で紹介されている数値化された痛みの程度(参考)は以下

のとおりです。

 

洗濯ばさみで耳を挟まれた痛み 186

骨折 約500〜1000

線維筋痛症 男性平均362 女性平均448

リウマチ 100〜400

痛風 100〜200

歯痛 100

インフルエンザの身体の痛み 60

出産 1200

 

やっぱり出産は相当痛いんですね…

 

この機械の測定結果を利用した裁判活動を考えているのですが、残念ながら広島県内

ではこの機械を購入している医療機関はごくわずかな様です。

 

ただ、これまで目に見えなかった痛みの度合いを客観化し数値化するこのペインビジョンは

かなり面白い機械でした。

 

ニプロの大倉様、尾崎様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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