交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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土砂災害被災者からの質問

先日、この夏の広島市内で発生した土砂災害の被災者から、以下のような相談を
受けました。

質問
土砂災害が発生した直後に、緊急的に賃貸物件に入居した。
これからも入居し続けたいが、広島市が(借主を被災者のままにして)賃料を補助できない
と言っている。広島市が借主となる所謂借り上げ住宅制度があるのに、不公平ではないか?


広島市が行っている民間借り上げ住宅制度(広島市が借主となって、被災者に住んでいただく
制度です)は、災害救助法という法律に基づいて行われています。この法律の中に、
民間借り上げ住宅制度も規定されているのですが、

災害救助法は、被災者に対して金銭支給ではなく、
現物支給をもって被災者支援をすることが規定されています。

つまり、災害救助法では、都道府県や市町村が被災者に借り上げ住宅を現物支給することを
規定していても、家賃相当額となる金銭を補助することは規定されていないのです。

広島市に問い合わせましたら、災害救助法に基づいた家賃補助支給は困難であるため
別途家賃補助の可能性については対応を協議しているとのことでした。

多くの被災者に適した制度が準備されることが望まれます。
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