交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

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イスラム国に日本人が参加するとどうなる・・・?

先日広く報じられていたニュースです。

「日本にいても自殺するだけだから」オウム再来の如きイスラム国
「戦闘員志願事件」…高学歴「厭世観」が背景に(産経ニュース)


イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に北海道大学の学生が戦闘員に加わろうと
企てていた事件です。

このニュースが表面化したのは、イスラム国に参加しようと企てていた北大生の行為が
ある犯罪に該当する可能性があり警視庁公安部が動いたことがきっかけです。

その犯罪とは、私戦予備及び陰謀罪(刑法93条)です。

刑法に規定されている犯罪ですが、実際にこの罪で裁判になっているのを私は見たことが
ありません。実際に適用されるのはとても珍しい犯罪です。

この犯罪は、「外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備又は陰謀」をする
と適用され、法定刑は3ヶ月以上5年以下の禁固となっています。

今回、警視庁公安部に事情聴取をされた大学生は、
シリアに対して私的に戦闘行為をする
目的で、その予備(準備)をしている可能性がある

と判断されたのだと思われます。

なお、イスラム国は、先日奴隷制度の復活を宣言し、女性を「戦利品」として
扱っていることが報じられています。
「イスラム国」女性を「戦利品」…奴隷制度復活も(読売新聞)

イスラム国のこれまでの行動は、単なる過激派の行動を超えて、現代の人権感覚
からすれば到底容認できないものです。

こういった団体に、日本人が主体的に参加することがあるならば、社会にも大きな衝撃
となることは間違いありません。


 
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