交通事故に強い広島の弁護士の徒然日記

ボクシングの浪漫

私は昔からボクシングが好きで,学生時代には後楽園ホールへテレビで
放映されないような試合も見に行っていました。

特に私はWBA世界Jrライト級,同ライト級の2階級を制した

畑山隆則選手の大ファンでした。


畑山選手の何に魅了されたかというと,常に最強を追い求める姿勢でした。
特に,当時ライト級日本人最強と言われていた坂本博之選手を,リング上から

「次は,坂本選手とやります!」
と指名した時にはテレビを見ていた私も「本当!?」興奮し,
なけなしの2万円でチケットを購入し横浜アリーナに観戦にいきました
(大金払ってみる価値がある最高の試合でした)。

『最強』を追い求めて拳ふたつで戦うこと

これは,ボクシングの浪漫であり,それが昔から今に至るまでファンの心をつかみます。

一方,時は流れ,この記事と書いている現在,現役日本人世界チャンピオンは10人もおり,
畑山選手が活躍していた時代と比べ,日本人選手のレベルは明らかに上がっています。

しかし,現役日本人世界チャンピオンの中に,戦うべき相手との試合を回避し,
明らかに絶対に負けることのないであろう実力差が激しい相手を選び,
テレビ放映の際にはテレビ局側が「最強の挑戦者!」と虚偽の宣伝をし,
負けないように,負けないように,無難な試合運びをする選手が少なからずいます。

そのリングの上に,ボクシングの浪漫は,微塵もありません。

私は,爺さんになっても,最強を追い求めるボクシングの浪漫に浸っていたいな〜
と思いますが,勝ち続けることのみを追及し,最強を追い求めない一部日本人ボクサーの
姿をみると

「こりゃ,ボクシングがテレビ放映されなくなって,爺さんになった時に寂しくなるな」

と,一人で勝手に心配になるのです。

 
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特定秘密保護法案の問題点


特定秘密保護法案の内容について,
毎日のようにニュースで報じられています。

この法案は,
国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるもの
についてその情報の保護を目的としています。
これに対し,「国民の知る権利」を保障する観点から強い非難があります。

国の安全保障に関する情報は,その内容によっては必ずしも対外的に開示する
ことが適当とは言えないものもあるはずで,「国民の知る権利」がどのような
ものにも勝る絶対的権利ではないと思いますので,その法の趣旨自体を直ちに
非難することはできないというのが私の考えです。

しかし,この法案には決定的に非難されるべき点があります。
それは,

行政機関の長が指定する「特定秘密」を取得する側(マスコミなど)も罰則の適用
があるにもかかわらず,

何が「特定秘密」になのか取得する側が
全く認識することが出来ない


ということです。

憲法では「罪刑法定主義」という大原則があり,


罰せられる側に,
「何をやったら刑事罰を受けるのか」を
明確にわかるようにしなければならない


「法の明確性」が求められます。

そもそも,取得してはいけない「特定秘密」というもの自体が国民の立場からは
「秘密」なのですから,この法案は

憲法違反の可能性があります。

この目に見えない地雷の様な「特定秘密」が独り歩きをして,国民の
「国の情報を知りたい」という意思そのものを委縮させる可能性がある以上,
この法案そのものを通すことは,今後の日本にとって非常に危険だと思います。

なお,法案の全文は以下のリンクを参照にしてください。
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/himitsuhogo/zenbun.html
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セルジオ越後氏から教わったこと

昨日,サッカー日本代表の記事を書いていて,ふと思い出したこと
があります。

実は私は

セルジオ越後氏から,サッカーの指導を
受けたことがあります。


完全に忘れていました。

小学校5年生の時に福島県の郡山周辺地域のスポーツ少年団が
集められ,セルジオ越後氏とカルロス・ニコトラというブラジル人
プロ選手(「ビートたけしのスポーツ大賞」という番組に出てて,当時
少年の間に知名度が高かった選手です)の二人から指導を受けると
いうものでした。

当時は,Jリーグもまだ設立されておらず,

「セルジオ越後」って誰だ?

という感じでした。

私は特にサッカーが得意というほどでもなかったので,直接技術指導を
仰ぐようなことはありませんでしたが,子供ながら「おっ」と思ったこと
がありました。

それは,各地域ごとのチームが試合をしている最中に,周囲の大人が
指示を出そうとすると,セルジオ氏が強い口調で,

大人はあまり口を出さないように!
子どもにもっと考えさせてください!


などと言って,「子供の自主性・考える力」を重んじる発言を随所でしていた
ことです。

子どもながら,「ブラジルのサッカー」と「日本のサッカー」の根本が違うことを
感じさせられました。
昨日まで完全に忘れていた話でした。
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サッカー日本代表が強くなったこと

土曜日の夜に,サッカー日本代表がベルギーで行ったオランダ戦が生中継
されていました。

結果は2−2の引き分け。

それも劣勢を巻き返すという内容。試合後,
本田圭祐選手は反省の弁を述べていましたが,昨年フランスをアウェーで
倒したり,今年のコンフェデレーションズカップでは逆転負けしたものの
イタリアを倒しそうになったり。

ここの所日本代表は勝ててなかったので,批判がありましたが,
前回ワールドカップでは,オランダ相手に何もできなかった印象があるので
後半あれだけ攻め続けて,引き分けるんだから凄いなを思ってしまいました。

Jリーグ発足直後,日本代表がフランス代表と国立競技場で試合をしたときは,

あっさり1−4で負けて,カズがすごいって言っても
キャプテン翼の世界(マンガでは中学校の世界大会で
日本は優勝します)は夢のまた夢なんだ


と強烈に感じさせられました。

来年のワールドカップはそれでも厳しい戦いになるのでしょうが,楽しみですね。

 
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魔法のシャープペンシル

この仕事をしていると,万年筆,ボールペン,シャープペンシルなど
たくさんの筆記具を手にします。多分,それぞれの弁護士が,自分の
こだわりの筆記具,文房具を一つくらい持っていると思います。

実は,私は筆圧がとても強いため,シャープペンシルは書いているとすぐに
芯が折れてしまいます。小学校の時からシャープペンシルで筆記していると
途中で芯が折れてしまい,イライラすることが多かったです。

そんな中,とても素晴らしいシャープペンシルがあります。

        PRESS MAN

Imgp0307

筆圧が強く,ノート1枚を取る間に何度も芯が折れていた私でも,これを
使ってから3年以上経ちますがこれまで芯が折れたことは一度もありません。
不思議に手になじみますし,何よりも安価(上記リンク先amazonでは
200円もしません)。
もともとは,新聞記者さんが速記用に使っていたらしく,サラサラと筆記が
進み、書き心地最高です。筆圧が強い私にはまさに魔法の筆記具。

見た目は,何の特徴もないシャープペンシルですが,それ故にこれを創った
人の職人魂が伝わる一品です。

大きい文房具店でないと置いていませんが,本当にお勧めです。

 
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石森総合法律事務所

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広島県広島市
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